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翻刻！石本コレクション/ステージ5 (4)

[七月二日京都大地震に付御番衆大木市左衛門より申し越し候書面畧書状写] (4)

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- 一文政十三寅年七月二日京都大地震御番衆大木市左衛門より申越候書面略【右文頭から大地震
- まで赤線を引き、「同年十二月十六日天保ト改元」と朱文字の注記有】一七月二日夕七時打無程地震最初ハ少しゆり初メ直ニ烈しく
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- 来も甚氣遣敷稲荷曲輪同心は不残小屋潰れ同心三人程迯出し間ニ合兼をしニ打れ漸く助ケ出し候由先一命ニ抱り申間敷かと申事七半時頃より地震間遠ニ相成候へ共時〻
- 之候得共一命ニは抱り不申戸板にのせ舁運ひ候躰火事場ゟ物すこきことこの上いか程強キ地震有之候かと心中不平此
[七月二日京都大地震に付御番衆大木市左衛門より申し越し候書面畧書状写] p. 5 「みんなで翻刻」の該当頁
- 三日終日外ニ而くらし候様子此上静ニいたし度のミ申居候土御門陰陽師より所司代江いまた此上強き地震
- 居申候先荒増此段申上候以上七月四日當地一昨二日申刻頃大地震ニ而誠ニ不存寄大騒動ニ御座候京内一統連〻門
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- 六七日ハ炎暑甚鋪候而夜中もむしあつく堪兼申候大坂御城中抔は是迄ニ覚無之大暑ニて昼之内ハ隣の小屋へも参り兼候様ニ暑氣上下堪かね候由尤地震