- 地災撮要. 巻10(地震之部) 上,下 p. 65
「みんなで翻刻」の該当頁
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【右丁】近き頃の地震物に見えたるを一二左に諸す明和八年辛卯五月二日六月二日大地震
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天明二年壬寅七月十四日夜九時十五日朝大地震此間度々あり《割書:諸人戸外へ出る|大山小田原尤強し》同三年癸卯二月二日大地震
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寛政二年庚戌十一月廿七日大地震同六年甲寅十一月三日子刻大地震享和三年癸亥三月四日暮六ツ時過大地震
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文化九年壬申十一月四日昼八時同品川神奈川潰家怪我人多かりし由也【左丁】天保八年丁酉十二月九日夕八ツ時過同九年戊戌八月廿五日大風雨地震
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同十四年癸卯二月九日巳下刻用水桶の水こほるゝ程也弘化四年丁未三月廿四日夜四ツ時江戸は僅に揺る信州大地震也嘉永六年癸丑二月二日巳下刻地震
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三度小田原大地震安政元年甲寅十一月四日辰半刻翌五日深夜迄数度諸国【國】大地震
- 地災撮要. 巻10(地震之部) 上,下 p. 74
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安政乙卯霜月三月一校畢文久辛酉猟月浄昼成斎藤月岑幸成輯○近頃の地震ものに見えたるを左にしるす△明和八年辛卯五月二日大地震
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△天明二年壬寅七月十四日夜九時十五日朝大地震此間度々有《割書:諸人戸外へ出る|大山小田原尤強し》△同三年癸卯二月二日大地震
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△寛政二年庚戌十一月廿七日大地震△同六年甲寅十一月三日子刻大地震△享和三年癸亥三月四日暮六時過大地震
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△文化九年壬申十一月四日昼八時同品川神奈川潰家怪我人多かりし由なり△天保八年丁酉十二月九日夕八時過△同九年戊戌八月廿五日大風雨地震
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△同十四年癸卯二月九日巳下刻用水桶の水こほるゝ程なり△弘化四年丁未三月廿四日夜四時江戸は纔に揺る信州大地震
- 地災撮要. 巻10(地震之部) 上,下 p. 75
「みんなで翻刻」の該当頁
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△嘉永六年癸丑二月二日巳下刻地震三度小田原大地震△安政元年甲寅十一月四日辰半刻翌五日深夜迄数度大地震
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別録にあり右何れも少々の地震にして元禄の地震に亜くへきにあらす△安政二卯年十月二日是は本文に誌せる所此地震
- 地災撮要. 巻10(地震之部) 上,下 p. 51
「みんなで翻刻」の該当頁
- 地災撮要. 巻10(地震之部) 上,下 p. 53
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《題:地震撮要《割書:地震之部|》巻之十《割書:下》》
- 地災撮要. 巻10(地震之部) 上,下 p. 47
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【右丁】大地震暦年考《割書:小本》一冊梓行山崎北峯輯榑正町【くれまさちょう】石坂甚十郎板地震
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く異邦迄もかよひ火坑の形状はたとへは埋み火の如く自然に地気【氣】を蒸あげて万物是か為に生育す此故に先地震始て発【發】する時煙気【氣】地
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木すら生育せす火気【氣】の流通せる地方は殊に膏腴にして万物肥綣すこれ造物者の奇巧なるかなしかれどもかくの如き広【廣】大利用をなす者は害を生するも又極て大なり地震
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も震ひ崩し砂石を噴起し民家を敗り衆人害を蒙り山河凌谷所をかへるにいたる遠くは意太利亜国【國】の一都会地下に埋没て人民草木畜類悉く尽たり近時吾邦の越後信濃畿内紀伊伊賀伊豆駿河なとの地震津
- 地災撮要. 巻10(地震之部) 上,下 p. 64
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云土蔵の前はいか程に狭き所にても住所寐所等よりは|一間斗明て建つへき由古人の話なりとこれは地震の》《割書:時
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鉢巻鬼瓦の類落る時屋上を破りて落入る事ある故それを厭ひ亦一ツ|には火負の時用心土の置場抔少しく間を置て持運の自在ならしめんとの》《割書:事な|り》〇嚮に弘化丁未の春信州地震
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の旹【時の古字】巨万の人民命を失ひ家産を傾け近くは去歳冬豆州下田港地震
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丁】いわむ《割書:其地震負二禍をうくる事の薄きも神を動し胸を焼き病痾に|か
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ゝりてなやめる輩も多しときけり鴨の長明か方丈記に元暦二年大》《割書:地震の事を記したれと其辺際と強弱は知らされと死亡の人数いかてか今日|の
- 地災撮要. 巻10(地震之部) 上,下 p. 29
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小川町一ツ橋通高弐百石佐藤道安殿は其日小石川辺御籏本へ参られ帰宅間もなく地震用人部屋ゟ出火して潰れ家に移り当主及妻子九人用人斉【齋】川
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小普請高弐千五百石小川町田沼市左衛門殿夫婦寝入候処地震に駭き起出んとする時住居悉く潰れ夫婦共即死家士男女
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二十五人死屋敷残らす焼たり〇役小普請高百五十俵同所福山某此夜妾岩女と一室に在り其妻は子息十蔵と別室に候居たるか地震の節寝入て知らす【「す」の
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にて用人畑某は不思儀に命助かりしとなり〇大番組頭高弐百五十石小日向和田勝太郎殿地震に駭き起出んとせられしに梁落背に負懸り右の腕打折けるか剛気【氣】の
- 地災撮要. 巻10(地震之部) 上,下 p. 48
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当るとはからさるによれり神社仏【佛】閣の破損少きは礎の距度棟梁の高低尋常の家造に異なる故也洪波もまた火気【氣】の海底に噴起りて海潮これか為に勃蕩するにて地震
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することに洪浪かならす起るといふ理ありといふにはあらすたゞ火気【氣】の海中に起るとおこらさるによれりあるひは地震
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平坦の地も障るものなきか故に水勢すみやかに衰へる也大概かくのごとし【左丁】同書北峯説凡地震する時は天気【氣】甚
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とする頃は天近く星近く見る物は地升【昇】か天降るにはあらす雨のふらんとする前山の近くみゆると同じ理也既に伏陽発【發】出する時はこれか為に地震動す故に其始震
- 地災撮要. 巻10(地震之部) 上,下 p. 31
「みんなで翻刻」の該当頁
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【右丁】れし内地震に奥殿崩れ頭上へ被り六箇所大疵を蒙りけれ共直
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翌日二日の夜も再ひ出る故侍女に燭を照させ見るに蟹なる故捕へんとするに何方へか逃しか其後地震にて即死其外三
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人を失ひし由迹にて考ふるに全く前兆なるへしとそ【左丁】〇役小川町冨永吉太郎殿用事付同所伏屋新助殿方へ参り相談中右地震故大に駭き早々立
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怪などが出るとき燃えて浮遊するといわれる不気味な火。】〇御目付千弐百石本所五ツ目鈴木四郎左衛門殿書物調もの有之一室に在りしか地震