- [大坂つなみ] p. 1
「みんなで翻刻」の該当頁
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大坂つなみ十一月四日朝五ツ時ゟ大地震ト成委しくハ下段にしるす同五日又々度々はけしくゆり市中人々あ
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黒橋にてとまるかなやばしくすれる 堀江川筋 水分橋くろがねばし 長ほり高橋 江子嶋かめ井ばし 安治川橋落る 凡ゆり八寸 奈良同四日朝五ツ時より大地震
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げしく先に残たる家みな〳〵くづれ郡山大体同様の大地震也逃る人幾千とも数知れすたび〳〵の大地震ゆへ其混乱筆につくしがたし 大
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てかこひ夜を明し内にねる者一人もなく誠ニ〳〵哀至極なる事前代未聞の事なり志州 鳥羽十一月四日朝五ツ時ゟ大地震にて所々崩同五日昼七ツ半時より又々大地震
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事成所一ケ所もなく誠ニ〳〵日本一の大あれ也死人凡一万余とも相わからず失人数知れずゆり凡弐尺紀州同四日同刻よりゟ大地震の上大つなみニて川口流 死人 凡
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時同八ツ時六日五ツ時同四ツ時なりゆり凡一尺五寸勢州同日同刻ゟ大地震二て松坂津 白子 神戸 山田の辺凡半崩破損の所かず不知凡四五十人ヅゝ死人有よしけが人多し四日市十一月朝五ツ時ゟ大地震
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となり家数凡五十軒余り同五日ひる七ツ時ゟ又々大地震となり大地割レ土蔵八十ヶ所死人凡二百人けが人数不
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知其近在十二ヶ村半くづれ 死人少々ゆり一尺五寸 けが人多し桑名同日同刻より大地震の後大津浪二て浜辺ミな
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坂同様なり泉州 堺十一月四日朝五ツ時大地震二て處々崩れ同五日七ツ半時より又々大地しん大つなみにて新地 茶町 北嶋 米
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と成一人も内にゐる者なし家内蔵くづれ清水辺西手貝通り五六軒くづれる五日より昼夜かけて又々は
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