- 大地震大津波末代噺 二編 p. 1
「みんなで翻刻」の該当頁
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【枠外右上】嘉永七年寅ノ十一月【上段の一・二段タイトル】《割書:大地震|大津浪》末
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不残西は馬道まで焼ぬけ東は大川端夫より向嶋小梅村へ飛火いたし九十丁□□卯刻火鎮る【上段の二段目】阿波徳しま同日大地しん大つなみ其跡出火となり御城下七部通りやける死人けが人数不知同小松嶋むや大地震
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れ大あれのよし高野山大あれ石碑こける南大和吉野所々大あれ北国若狭越前加賀中仙道木曽海道信濃路大地しんなれ共別条なし惣而此度の地震
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る所は大ちしんなれ共別条なし猶書落し書損も御座候はゝ板元江被仰可被下候早速相改可申候恐々【下段の一・二段タイトル】今昔地震津浪説むかし宝永の頃大阪大地震
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大つなみの節諸人迯迷ふたる旧記こたびのさまに粗似たれば爰に記す【下段の一段目左へ】往古宝永四丁亥十月四日未上刻大地震
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卅六はし右之通去る家之旧記を爰に出す但し宝永四亥年より今嘉永七寅年迄百四十八年になる大地震つなみ年代略記
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月九州大つなみ天保元庚寅七月京大地しん弘化四丁未三月廿四日信州大地しん嘉永六癸丑四月小田原大地震今嘉永七