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みんなで翻刻ver.1/01.和古書類 (51)
愛知岐阜福井三県 大地震見聞録(内題) (51)
『愛知岐阜福井三県 大地震見聞録(内題)』 のみで検索:
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:地震
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愛知岐阜福井三県 大地震見聞録(内題) p. 71
「みんなで翻刻」の該当頁
関する如き価値なきものなれば地学者も猶未だ名称を附するの必要を見ざりしものなれども今回の
地震
域の火山脈に富むや明かなる事実にして其最も之に乏しき地方は琵琶湖の東西即ち今回
地震
の発現せる地方にして之
然れども其地體の脆弱なるべきの理は前に述ぶる断層帯の縦横するを観て考察し得べきを信ず是即ち地妖の因て以て起る所なり
地震の種類地震
の学説古昔より唱道する者多しと雖も間〻信ずるに足らざるものあり又学者自ら居住の地に起れる地
震の人は火山地震
のみを知りて他を言はざるの類)の学理を以て各般の
地震
を支配せんとするものあり近代に至りては
地震を三大別に分つ曰く陥落地震
落するに由て起るものゝ謂にして石膏石灰石等は往々此変異を生ずることあれども其区域概して狭隘なり曰く火山
地震
即ち地下に発生する気体鬱積し其圧力宏大となりて之を蓋ふところの地皮漸く支ふることは能はざるに及んで爆裂併発するより起る
地震
にして火山噴火の際に見る現象なり阿蘇浅間富士近くば熊本金峯山岩代磐梯山の併発悉く
地震
の源因にして一箇の中心より蕩揺波浪を興すものとす世人多くは此般の地あるを知て他を知らざるものなり本邦実に此
地震
の発作することありて然るなるべし然れども莫大の災害を残して邦土人類を殄滅するものは地辷
地震
即ち断層
地震なり地辷地震
は造山力に起因する地動力にし
愛知岐阜福井三県 大地震見聞録(内題) p. 9
「みんなで翻刻」の該当頁
は概ね地に多くして略図中にて示せる部分は皆な此に属するものなるが故に今回の大
地震
に於ても亦其のを感ぜし事最もかりしなり然るにに精しからざる普通人は
地震
は唯だ噴火豚の働きよりずるものとのみ心得居るをもて往々
を出して此所がなどゝ示せしもあり又岐阜県庁にては同県下本巣郡根尾谷の太だしかりしを見てが即ち
地震
のなるべ
しと妄信し其旨をの官報にせしは誤りも亦甚だしきものにして斯るは唯だ震動の結果としてはるゝものなれば決しての源なりとは云ふべからず要するにり
地震
若くは数千里を隔つるとも学理上同一のを感ずべき道理にして斯るたる根尾谷の等は今回の
地震
の如く其の震動のを
遠く数十里外に及ぼすの力なきものなり去れはの地辷り
地震
にて最もきを感ぜしは伊勢湾断層線上の各地方即ち愛知県下にては其の西部、岐
各地方は僅かに其のをりしに過ぎざるものゝ如し是れ今回の
地震
に就て某理学博士がせるなり其の震災のは区域を分つて下條にするをて知るべし◎愛知県下の震災にもべし如く今回の
地震
津と称するの多く現存する等を見ても此の近傍のし海濤なりし事はかなるべし去れば年をる随つて此の膿濤漸々にまり今は一のとはなりしも其地盤は頗るにて
地震
学上近古系統の地質よりちしものなれば今回の
地震
にも其の震動頗るなりしものと思はる名古屋測候所にてせし管内
地震
愛知岐阜福井三県 大地震見聞録(内題) p. 75
「みんなで翻刻」の該当頁
由るにあらずや以上の二者允当と謂ふべからず余す所地辷
地震
あり即ち大に現象の之に協ふものあり況んや顕著の徴候を示すものゝ外は本邦に於て発作する
地震
の大数は此類別中にありとは近来
地震
学者及ば地学者間に行はる〻定説なるに於てをや然らば則ち今回
地震
至る故に其由来甚だ遐にして一一の発作にあらず又何れの点を取て中心と定むべきなし原田博士日本地質搆造論に日く日本北湾に於ける
地震
の根原は多く東の沿岸或は近海に在りと是を以て之を見るに該地体のトスカロラに接する所の境界は
地震
陥落に由りて分離したるならんとの説あり而して日本海の陥没は今尚停止せずとすれば前の二は本邦地辷
地震
の原因を説くに於て緊要の論拠なるべし
地震
の前兆震動地の人に就き今回
地震
の前表とも見做すべき事実ありしや如何を問
ふに多くは無しと対ふ只名古屋測候所員は去る二十五日強震二あり元来同地方は測候所設立以来の経験に拠れば地
震
愛知岐阜福井三県 大地震見聞録(内題) p. 6
「みんなで翻刻」の該当頁
大
地震
見聞錄野崎左文校閲秋風道人編輯◎
地震
の原因【印・
地震
研究所図書之印】明
治廿四年十月廿八日午前六時三十九分美濃、尾張、福井の地方に大
地震
ありて潰れ家数十萬戸、人畜の死傷幾許なるを知らず東京中央気象台の観測に拠れば
其の被害の多きを以て震動の非常に強大なりしを想像するに足るべし抑〻我が日本は西洋人より
地震
国の綽号を付せ
愛知岐阜福井三県 大地震見聞録(内題) p. 74
「みんなで翻刻」の該当頁
地震
前日遠州洋を通過したる時御前崎以西の海潮黒色を呈し
り西向せる船舶も此怒涛の為めに中途より引戻したるものありと聞く此高浪は海員の所謂大海浪にして海底地変の結果たりとはフオスター氏
地震
源因説中希蝋国コリンツ湾陥落の條下に詳かにして俄然海潮の混濁することをも述べたり又海員の大海浪に邂逅したる近例は熊本
地震
得ざるは些しく解し難きことなれども此蕩揺を起したるは遥かに南洋の島中に非ずして近く今回
地震
を感じたる窪地
帯の海底に延衍するものに非ずんば参遠の海中吾人の未だ験察を経ざる断層若くは窪地ありて今回
地震
の為めに茲に
誘起せられたる地動の現象にあらずや暫く記して以て後の考察を俟つ
地震の原因今回地震
の源因は火山の作用として
源因にあらず彼根尾谷の一部被害最も甚しかりしを以て之を震源と認定するものあり是れ或は今回
地震
の為めに誘起せられたる一部の陥落
地震
愛知岐阜福井三県 大地震見聞録(内題) p. 67
「みんなで翻刻」の該当頁
急の需用たるに依り明治二十三年度歳計剰餘金より支出す◎大
地震に関する気象臺の報告今回の大地震
に付中央気象臺の報告は左の如し但し文中今度の
地震
はもの〻如しとあるは信じ難し何となれば今回の
地震
四方へ傳播するが如きものならざればなり猶ほ巻首に掲げたる
地震の原因を参看すべし今回の地震
は岐阜縣下美濃國
愛知岐阜福井三県 大地震見聞録(内題) p. 53
「みんなで翻刻」の該当頁
最も甚だしき所なるが尚右二郡中には此外にも小崩れは所々にありしとぞ◎各地方の震災今回の大
地震
にて其震動を感ぜし地方は日本全
るに遑あらず故に玆には重立ちたる各市街の景況を一括して掲録する事とはなせり●東京市の
地震
東京にては十月廿八日午前六時卅九分十一に
地震あり此地震
なれり又上下動は水平動に後るゝこと二十秒にして発し漸次震動を増し一分三十七秒時の後ち最大震動に達し爾後漸次微弱となりて遂に静止せしが此
地震
ては周章てゝ戸外へ駈け出るもありて如何なる朝寝好も此
地震
の為めには起揺されし程なりしかば天皇陛下には此
地震に對して深く叡慮を悩ませ給ひ地震
愛知岐阜福井三県 大地震見聞録(内題) p. 59
「みんなで翻刻」の該当頁
せし等の事あり是等は或は
地震
の前兆には非ざりしかと思はる●四日市町の
地震此頃各地方より地震
を報ずるもの多く毎夜東南の天に劇しき電光の閃くを見しより安政大
地震
の三廻り即ち三十七年目に当るとて人々の
あらんことを気遣ふ折しも廿八日午前六時三十六分頃俄然大
地震
あり震動時間七分、方位北東にして爾後小震止まず家屋全潰十七戸、同半潰九戸、土
して其儘当港へ引返せり又震動の最も激しかりしときは空飛ぶ鳥は悉く地に落ち水中の魚は多く水の上に飛出たり●桑名町の
地震
四尺通り數十町の間同じく地下に陥没し為に数十の家屋仆れ小學校も亦潰れたり深谷村にては倒家一戸死者一名赤須賀村にも亦倒家四戸半仆十四戸ありしと聞く●奈良町の
地震
奈良町にては廿八日午前六時三十七分頃に地
震
あり同町に於る被害の概略を挙ぐれば家屋十戸、門三箇所、土塀十三箇所、春日神社の石燈籠二百十三基、其
愛知岐阜福井三県 大地震見聞録(内題) p. 57
「みんなで翻刻」の該当頁
辛く消止めたれば焦熱の惨劇は演せずして済みぬ何は兎もあれ京都には珍らしき
地震
にて此の稿を草するうちにも數回の小震ありて依て萬歳樂〳〵と筆を閣おく●大津市の
地震滋賀県下大津市にても同日同時に大地震
動し其性質は稍や急激にして市民争ふて難を所外に避くる等其騒ぎは敢て他所と異なるなし此
地震
麻絲紡績會社の烟筒は上部破壊し同村高橋幾次郎方にて天井裏の漆食落ち来りて同人の父甚太郎は面部及び右の腕に負傷し松本村瓦師井上彌平方の瓦竃は
地震
塀の顛倒等は枚擧に遑あらざれども幸ひにして死者等は一人も無かりし由なり●彦根町の
地震江州彦根町の地震
は其震力大津よりは稍や激烈にして同地の家々に
愛知岐阜福井三県 大地震見聞録(内題) p. 76
「みんなで翻刻」の該当頁
大震後の震動総て
地震
は一回にして休むものにあらず是れ其
の地層措置の紊乱を自重に由て回復せんとするの働作にして大震後に来るべきの数なり地鳴強震地方に於て遠雷の如き地響あり是れ
地震
の如きは前陳の断層縫合線若くは他の源因に由りて成れる地及の脆弱なる部分なりと信ず何となれば地質予察調査に據れば此山脈に火山なく現に自他幾多の
地震
現象は地辷
地震
の事実を有すればなり顛倒の方向及地破の方向家屋其他
建設物の顛倒したる方向及地面割裂の方向に依て震波の起れる方位及を探知するの観測法は
地震
の種類に由りては緊要の手段なり然るに今回の
地震
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