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みんなで翻刻ver.1/01.和古書類 (8)
風俗畫報臨時増刊第百十九號 大海嘯被害録(中) (8)
『風俗畫報臨時増刊第百十九號 大海嘯被害録(中)』 のみで検索:
検索語
:地震
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風俗畫報臨時増刊第百十九號 大海嘯被害録(中) p. 7
「みんなで翻刻」の該当頁
【上段】海嘯被害録中編○雑説●三陸地方
地震
津浪に付き地質学上の考説理学博士巨智部忠承
十月公命に依り陸中宮古以北陸奥八戸に至るの沿海を巡察し余が小本村に宿泊したるの日は正に酒田
地震
発作の当夜にして行程東西四十里を隔て日本海の沿海
地震
に団欒し居たる家族及投宿人を顧みたるに恬として意に介せざるものゝ如し是に於て余は此地方地質の構造上
地震
稀なるの地たるを以て震害に経験無きに由り斯く人々
らんことを望み以て斯学専攻の資料に供せんと欲するものゝ如し余や未だ実地に臨んで事実の探究に従は【下段】すと雖ども地学者の一人として又些しく地学上三陸の
地震
知人は多少罹災者の中に数へらることゝはなりしならん百般の事其事後に於て喋々弁を弄するは識者の取らざる所なれども学理上の事実は又自
ら研窮の材料として他日に益すること無しと為さず且地
震
の学説に至りては猶ほ極めて幼稚にして学者は其事実の多々な
風俗畫報臨時増刊第百十九號 大海嘯被害録(中) p. 2
「みんなで翻刻」の該当頁
風俗画報大海嘯被害録諸国災害図会増刊洪水
地震
被害録
風俗畫報臨時増刊第百十九號 大海嘯被害録(中) p. 11
「みんなで翻刻」の該当頁
皆無事にして其海岸のみ害を被りたるを以て見れば此の説も頗る薄弱なるが如し云々と記して理学者の一考を煩はす評に曰く陥落
地震
の事は後に
りしにあらず陸地より五百浬乃至一千浬の太平洋中の海底に噴火作用にて急激なる大隆起ありしならん其理由は所によりては海嘯の後に
地震
ありたることなり、若しトスカロラ海床の壊崩ならば
地震
間に四千尋以上の四千五百尋の長形なる深海とすかろーらを挟むや明かなり而して処によりては後に
地震
を感じたる
浪の源因を地盤の隆起に帰したるは何の拠る処ありて此説をなしたるものなるや
地震
の源因一にして足らざるは喋々を
風俗畫報臨時増刊第百十九號 大海嘯被害録(中) p. 12
「みんなで翻刻」の該当頁
其中心点なるものは線の那辺を指しての語なるや氏か説を熟考すれば盤状陥落
地震
を指すものゝ如し且中閉伊郡田老
村は被害の尤も惨劇なりしを見又潮勢の動作に拠て直に震源を同村の沖合に定め陸前陸奥其他各地の大津浪を本地の余勢と臆断したるは又大早計の嫌ひを免れず
地震
陸に近き海底との傾斜間に一大地辷りを生したるものならん何故かと云ふに一昨年の根室の
地震
と相類似し断層も亦
其部類なればなり其地辷りの在りし中心は根室と当地との中間に在りて大に当地に近からん評に曰く地辷の説は実に震因の一説として見るべき価値あるを信ず只根室
地震
森の東海岸即ち太平洋に面したる海辺大海嘯の惨况は別項にも記する所なるが今中央気象台員の話に依れは今回海嘯に伴ひ起りたる
地震
て其余波遂に大海嘯となりしものならんと云へり評に曰く以上十五日午後六時より十六日午前迄に各地に発作したる
地震を尽く三陸に起りたる地震
りとの事実に到りては単に此報あるのみ岩手県知事の報告に由るも此事なく宮古測候所の
地震
観測表に拠るも七時三
風俗畫報臨時増刊第百十九號 大海嘯被害録(中) p. 9
「みんなで翻刻」の該当頁
に依りて調査に着手する由なるが今回の海嘯たる突然の出来事と云ひ僻遠なる地方と云ひ精密に時刻を取調ぶるの便なかりしを以て海嘯の速度又は
地震
にして毫も前兆を知るに由なかりき彼の安政二年江戸の大
地震
の際にも海嘯を起したれども当時は水勢の押来りし始
に遑なし或は最初雷鳴の如き音を聞きたりと云ひ又は大砲の如き響きを発したりと云ひて
地震
の響きにてもありしが
口に於ける這般の高浪を謂ふものなりと時事新報に見えたり然れども沿海七十里の長きに亘りて到る処潮流の衝突斯の如くなるものなるや信じ難し且論者の眼中には
地震
なきものゝ如し各地々震を感じたるの報あり以て今回の天災には
地震
と津浪とは相
風俗畫報臨時増刊第百十九號 大海嘯被害録(中) p. 8
「みんなで翻刻」の該当頁
【右頁上段】同十一時三十三同同分十五秒宮古測候所報六月十九日官報備考以上合計十三回の
地震
は左まで強勢にあらざりしと云ふ仝測候所長談話四六月十五日暮方数回の
地震
あり午後八時頃東閉伊郡沖合に於て轟
して驀地に押し寄せ来り市街となく村落となく総て狂瀾汎濫の没する所と為り沿海一帯七十余里僅に一瞬間にして平砂荒涼死屍壊屋の累々たる満目惨憺たらざるなし五各地とも
地震
驚破や海嘯そ寄せつらめ前々夜より数回の
地震
は正しく此前兆なりしぞや中略四時の頃よ
り水は徐に減し去り遂に平常に復したり室蘭海嘯の起りしは各地とも十五日の夜八時過にして其時は沖合より陸地にかけ甚しき夕立あり暫時にして晴れたる後劇しき
地震
初回は尤も激なりしと云ふ十一銚子港の増水去る十五日午後四時頃銚子港地方にては微なる
地震
一回ありしが已来同
に何等の異もなかりしに突然斯の如き事変の起りしは思ふに外国の何れかに
地震
ありて其影響を及ぼせし者ならん云々十
なりしが斯くて在る事一時間ばかりの後忽ち船底に恐ろしき物音して船は上下に動揺し中天に掀飜されんばかりなりしにぞ乗組の人々互
ひに打驚き這は何事ならんと船頭に問船頭は陸地に大地
震
のありしなるべしと云ひたり其後霎時して今迄の北風は忽
風俗畫報臨時増刊第百十九號 大海嘯被害録(中) p. 31
「みんなで翻刻」の該当頁
【上段】●宮古町○海嘯前の減水古来
地震
あらば井水の増減に注意せよとの諺あ
風俗畫報臨時増刊第百十九號 大海嘯被害録(中) p. 34
「みんなで翻刻」の該当頁
無く一室に枕を並べて呻吟しつゝ憐れにも最早や此の世に無き両親を呼で苦痛を訴ふ何人も能く正視する者なしと【右ページ下段】●久慈湊〇海嘯の襲来最初
地震