- 大嵐水入場所明細書之写 p. 1
「みんなで翻刻」の該当頁
-
地御屋鋪松平下総守様大こわれ 其上汐打よせ家蔵多く打流し 外御屋鋪も余程いたみ有之相見へ【上中下段の内上段の左】 蛤町仲丁通り
-
さの槌屋はみじんにこわれ山本町から 百川屋多分いたみ河岸通りは水いで 大にそんじ八幡宮御社無事有之弁 財
-
方こわれ家多く相見へすべて水四五尺 程出流しも有之可候 本所一ツ目橋詰崩家多く川中舟の こわれ沢山有之回向院本堂無事 立川通り相生町川岸通り
-
大いにこはれ 天神祭のぼり三四本おれ緑町花町 向林町川岸通りこわれ家多く有 五ツ目辺五百らかん堂大そんし近へん 在
-
たみ吉田丁辺大そんし亀井戸水出 家吹こはし一面川筋けか人有之由 天神社無事柳島土手通り百姓家 崩所々相見へ押上寺方下屋鋪そんじ 多
-
し一体本所深川水にて諸人難 澁目もあてらぬ次第に候 ○日本橋より南之方は通町西河岸辺 呉服町檜物町槙町中橋南伝馬町 東中通り
-
舟吹よせ鉄炮す【洲】船松町十軒町海 岸通り小橋舟にて打こわし海岸 家蔵崩多し汐留さむさ橋半分 落
-
わす増上寺山門寺院大いたみ有之 弁天茶屋こわれ三田通り格別之事 無有馬様火の見こわれ阿波様土州様 御屋しきそんじ有之金杉海辺え 異
-
にて打こわし余程のいたみ有之 矢の倉辺御や敷破多相見へ両国やけ ん堀辺もいたみ有同朋丁横山町馬喰 町辺格別之事なし大伝馬町大川通り
-
川町辺御家敷火の見へい多方こわれ けが人有之候由 浅草御門外柳橋そんじ多く平右衛門町 代地河岸通りこわれ所々有のかや町瓦町【注 「丁
-
」を「町」に訂正す。以下同断。】【頭部挿絵中の記事】五ヶ所御台 海岸通り